呪怨 : 呪いの家
https://gyazo.com/7f61ff3a01efe5513a23e0dfcfc7b9aa
配信開始 : 2020年7月
放送局 : Netflix
エピソード数 : 全6話
伽椰子が俊雄がキャラ化して陳腐を通り越したギャグにしか機能しなくなっていた(観てないけど)呪怨のリブート。
画面と演出がしっかりしててクール。
メインストーリーが、劇中のテレビなどをつかってインサートされる平成の陰惨な事件と並行して描かれていて、ホラー映画における呪いとか怨霊のようなオカルト要素が、ジャンル映画のお約束として処理されるのではなく、現実の陰惨さと地続きであるものである事を、過去のJホラー作品よりも意識させられる、ってまあおそらく本来そういうものだったんだよねっていう構造になっていた気がする。
平成という時代とともに登場人物がおかしくなってしまうという構図っていう点で、「ぐるりのこと。」を思い出した。
1話目から女の人の企みによって女の人のレイプされるシーンなどがあり、それが平成の女性観を意識的にトレースしたものなのか、無意識的にやってしまっているのかが曖昧で、その部分に関して本質的には変わってないんでねえの、という批判にはあまり反論する余地のないあたりがもったいない。